長寿で有名な長野県

長野県といえば最近では長寿大国として有名です。
高齢化率が全国９位でありながら平均寿命が男性で１位、女性で４位、さらには一人当たりの老人医療費が最も低く病院への平均在院日数も最も短いため高齢者が健康に暮らしている健康県だと言われているのです。

このような背景として高齢者の就業率が高いこと、在宅医療が充実していること、保健活動が充実していること、民度が高いことが考えられています。
特に民度が高いことはこれから長野へ移住しようと思っている人にとってはとても安心材料になることです。
生活環境が整っており持ち家率も高いですし、離婚率も低く、在宅で高齢者を見ているという環境であれば人との付き合いもうまくいきそうですし生活にもなじめそうに思えます。

とはいえ突然地域情報を何も知らずに移住するのは不安なものです。
そこで、ここでは長野への移住でおすすめの地域を紹介していきます。

松本市

松本市は長野県でも大きな都市の一つです。
とても大きな商業施設があるわけでもないですが程よく都会で日常生活に必要なものは地元である程度揃います。

交通網としては電車やバスといった公共の乗り物だけでは不便なところもあり多くの家庭では皆が車を運転しています。
ただ、松本駅まで出れば東京や名古屋までも出やすいので何か欲しいものがあったとしても電車で出る人も多いです。
また高速バスでも都内へ出ることができるので地域によっては高速バスを利用する人もいます。

食べ物もおいしく地元の新鮮で美味しい野菜がリーズナブル手に入るのは魅力です。
公園や自然豊かな場所もたくさんありますし子育てに寛容な地域であるため子育て世帯はとても良い環境であると人気です。

長野市

県庁所在地でもあるので長野市は飲食店やスーパー、ホームセンターといった施設は充実しており日常的な買い物に困ることはないです。
ただ車社会であるため基本的には車を持っていないと生活に不便が出ることも多くあります。

街としてはお祭りも多くありのんびりとした雰囲気や程よく田舎なことから生活をしやすい環境と言えます。
長野の中では物価や地価も高い方ですが、駅から少し離れると生活環境も落ち着いていて物価も地価も下がるので生活しやすいです。

上田市

自然があふれる場所であり、湿気が少なく晴れた日が多いため環境として過ごしやすいと言われているのが上田市です。
駅前は観光地みたいになっていますが静かで落ち着いています。
大きな商業施設もありますが郊外に立っているものが多いので生活には車があるほうが便利です。

高速道路も鉄道もありどちらも利用がしやすい場所にあります。
ただ、盆地なので長野県内での街の行き来よりはほかの場所に出るほうが車を走らせやすいことも多く初心者には運転が大変な地域も多いです。