起業を検討する

長引く不況の影響や雇用環境の悪化から企業を検討する人が増えています。
昔は自分で起業をするよりは会社に勤めるほうが安心だしメリットが高いと言われてきました。

しかし今はいつまで会社が存続するかわからない不安もありますし、ずっと会社で働ける保証もないです。
そのためより確実な生活ができるようにと企業を検討する人も増えています。
起業をしやすい環境が整ったことも企業をする人が増えている原因です。

起業をするのも首都圏ですることが良いと考えられてきましたが、最近では地方で起業することもメリットが高いと言われています。
そこで、ここでは地方で起業をするメリットを紹介していきます。

地方で起業をするとストーリーが立てやすい

起業をするにあたっては明確なプランニングが重要です。
ただ起業をするのでは会社が出来上がることがゴールとなってしまい企業の発展はなくなってしまいます。
大事なことは起業をしてからどのような会社になっていくかというビジョンを作っていくことなのです。

このビジョンを明確にする際、地方のほうがストーリーが立てやすく、実際にイメージしたストーリーを実践しやすいというのが地方に起業するメリットの一つです。
これは起業してこういう会社を作りたいという目標を地域の人と共有しやすく地元の人を巻き込みやすいことが理由としてあります。
同じように協力者、賛同者を集めるとなると都会ではなかなかうまくいかず、こういった求心力は地方のほうが高いのです。

東京のベンチャー企業のほうが資金の調達先や調達手段は豊富にあります。
そして人口が多いですから商圏も広いです。
だからこそ仕事をしやすい部分もありますが、地方はこのストーリーを実現するまでの苦労があるからこそその後の成長が目覚ましい企業が多いです。

ライバルがいないこと

都会では多くの人が起業をしており似たような仕事をしている人も多くみられます。
その点地方では起業をしている人自体が少ないのでライバルが圧倒的に少ないです。
そのためビジネスとして成功しやすいのです。

もちろん地方だからこそ信頼を得るために苦労をしたり資金集めで苦労をしたりと軌道に乗るまでは順調にいかないことも多くあります。
しかし、その中でいろいろな人と関わりアドバイスをもらったり賛同をしてもらったりすることで少しずつ起業するための基盤ができますし体力を得ることができます。
そのため起業をしたら長く続きやすいですし人間関係があるおかげでほかの人が同じ仕事をしようとは思いにくい環境ができライバルを生み出しにくいです。